Salom!(ウズベク語で「こんにちは!」)
今週月曜日に引っ越しをし、安定した電気・ガス・水を手に入れたライターの阿部です。お昼はサムサやプロフなどのウズベク料理を食べ、夜は家でカレーなどの日本食を作って食べています。
半々くらいがちょうどいいと感じています。
そんな、生活が少しずつ安定してきた今週の生活を、お伝えしていきます!
〈この記事はこんな方にお勧めです〉
ウズベキスタンに旅行する予定のある方
ウズベキスタンの生活に興味がある方
日本に住むウズベク人と関わりがある方
23日月曜日:引っ越し
今までは勤務先の会社の方の家の1室を間借りしていたのですが、色々とトラブルが重なったことと、停電があまりにも多かったので1か月前くらいから家探しをしていました。
そしてようやく新居が決まり、月曜日に引っ越しをしました!
平日だったので、誰かの手を借りるということはなく、自分一人で荷物を新居まで運びました!大きいスーツケースと、それに入りきらなかった荷物があったので、タクシーで元の家と新居を2往復しました...(笑)
タクシーはヤンデックスタクシーで配車しました。元の家が住宅街にあって、流しのタクシーを捕まえることが難しかったからです。
タクシーについては「ウズベキスタンの交通機関 都市内移動編①」でも書いていますが、今回はタクシーの相場や、流しとヤンデックスのそれぞれの特徴を書いていきます。
まずタクシー代の相場についてですが、ガス代の高騰の影響でタクシー代も値上がりしています。タクシーで10分くらいの距離で、今まで5000スムで乗れていたところが、10000スムかかっています。
そして、流しのタクシーとヤンデックスのどちらがいいということですが、ウズベキスタンに慣れないうちはヤンデックスをお勧めします。
ヤンデックスのメリットは、①料金が事前にわかるところ、②自分しか乗らないので目的地まで直接連れて行ってくれるところです。
デメリットは、場所と時間によってはタクシーがすぐに来ないということでしょうか。寒空の下、10分くらい待たされることもあります。
また、私のように住宅街に住んでいると、流しのタクシーに家の近くの場所を言うのが難しいです。目印になるような建物があれば別ですが...。その点ヤンデックスは、事前にアプリ上で目的地を指定できるので、口頭で説明する必要がなく、非常に便利だと感じています。
流しのタクシーのメリットは、①大きい通りで待っていればすぐに捕まえることができるところ、②ヤンデックスより料金が安い(ことが多い)ところです。
デメリットは、運転が荒い運転手がいること、複数の人を乗せるので自分の目的地が後回しになる可能性があることです。
さらに相場の知らない外国人には遠慮なく、かなり高額の料金を請求してきます。そのような運転手からはすぐに逃げることをお勧めします。(タクシーで15分くらいの距離でも15000~20000スム程度で乗れます。)
ここまで、ヤンデックス推しの意見を書いてきましたが、実は新居に引っ越してからは流しのタクシーを使うことが多いです。というのも新居の近くに有名なレストランがあり、そこを言えば流しのタクシーでも問題なく連れて行ってくれると判明したからです。
最近ヤンデックスの配車に時間がかかっているというのもあります。寒い中待つくらいなら、道路でタクシーを拾った方がいいと感じてしまいました。値段はヤンデックスも流しのタクシーもあまり変わらないと思っています。
引っ越しの話からかなり外れて、タクシーの話になってしまいました(笑)
住む場所によって、タクシーの配車手段も変わってくると実感した今週でした!
25日水曜日:テーブルを探しにハゾラバザールへ!
実は新居はほとんど家具がなかったため(最初は布団のみでした)、オンラインレッスンをするためにテーブルを買いにいきました!
マコンモールなどのショッピングモールにも家具売り場はあるのですが、ミニテーブル1つで1万円近くするので、相場の安いバザールに行ってきました。
今回訪れたのは、サマルカンド市の少し外れにある「ハゾラバザール」です。サマルカンドの蚤の市であり、なかなかカオスなバザールです。
平日に行ったため開いているお店が少なくて不安だったのですが、家具売り場のほうはちらちら人がいて、その人たちにミニテーブルがあるか聞いて回っていました。
家具がこのように半分屋外に陳列されているのは、なかなか衝撃的な光景です。
テーブルは新品の白いものを買えました!最初言われた価格から100000スム値切ったのですが、ウズベク人的にはもっと安く買えたそうです...。
とにもかくにも、一番必要としていたテーブルを買えてよかったです!後は服を入れるたんすをどこかで手に入れてきます。
29日日曜日:サマルカンド郊外にあるモスク&霊廟へ
日曜日は在ウズ日本人の方に誘われて、「ブハーリー廟」というサマルカンド市内からタクシーで30分くらいの場所にある霊廟(とモスク・美術館も併設されている場所)に行きました。
Google map では「Imom Al Bukhoriy Mazhmuasi」と表記されています。
ここには、9世紀のイスラーム学者「イマーム・アリ・ブハーリー」のお墓があります。彼はスンナ派の学者で、コーラン次いでムスリムが重視するハディース(ムハンマドの言行をまとめたもの)を編纂したとして、イスラーム世界では広く名前が知られています。
霊廟自体は20世紀末に建てられたものなので、非常に綺麗です。
しかし、実は2020年からずっと工事がされており、私が行った日も工事中でどこも入ることができませんでした。1年後には完成すると言っていましたが、果たしてどうなるのか...という感想です。
まとめ
ウズベキスタンに住んでいると、旅行の期間だけでは行くことのできないバザールやモスクに行くことができて非常に楽しいです。
また、新居に引っ越したので、この周辺のミニマーケットや美味しいレストラン探しもしなければなりません。ウズベキスタンの生活に染まってきた気がしています。
来週1週間はどんな週になるのか、楽しみにしながら今週のウズベク日記を終わります!
ではKo'rishguncha xayr!(さようなら、また会う日まで!)