Salom!(ウズベク語で「こんにちは!」)
今回は、ウズベキスタンのバザールやミニマーケットなどで買い物をするときに使うフレーズを紹介します!
ウズベキスタンでは、スーパー以外の場所で品物に値段が書いてあることは少ないです。そのため、「これはいくらですか?」という質問の言葉や、簡単な数字を覚えておいて損はないです。
筆者がウズベク語を少し勉強したので、主にウズベク語のフレーズを紹介しますが、もちろんロシア語でも、サマルカンドやブハラではタジク語でも大丈夫です!
〈この記事はこんな方にお勧めです〉
ウズベキスタンへ行く予定のある方
ウズベキスタンのバザールで買い物をしてみたい方
在日ウズベク人との会話のネタを探している方
バザール、ミニマーケットで買い物をするとき
※ミニマーケットとは、ウズベキスタンのどこにでもある小さいスーパーです。店によって差はありますが、食材から生活雑貨まで何でも置いているミニマーケットもあり、日頃の買い物はここで済ませる人も多いです。
①すみません→「Kechirasiz.(ケチャラスズ)」
値段を聞く前に、まずは店員さんに振り向いてもらわなければなりません。そんな時に使えるのが「Kecharasiz.(ケチャラスズ)」です。英語の「Excuse me.」に当たります。
ウズベキスタンの店員さんは日本のようにずっとお客様を気にかけているのではなく、声を掛けられなかったら、近くの店の人とお話ししていたり、携帯をいじったりしています。
まずはこちらに注意を向けさせることがとても大事です!
②これはいくらですか?→「Bu necha pul?(ブー ネチ プル?)」
そして、定番の値段を聞くフレーズが「Bu necha pul?(ブー ネチ プル?)」です。とりあえず、品物を見せながら「Bu necha pul?」と尋ねてみましょう。
③数字シリーズ
こちらが値段を聞いたら、店員さんはウズベク語又はロシア語で値段を教えてくれます。(ウズベク語で聞いてるのにロシア語で答えてくる、またその逆もよくあります。)
たまに英語で教えてくれる人もいますが、体感的にあまり多くないと感じています。
別に数字が分からなくても、スマホの電卓に打ち込んでもらえば簡単に意思疎通はできるので、必ず覚えなきゃ!ということではありません。
なので、参考程度に簡単な数字だけ残しておきます。
1 bir(ビル)
2 ikki(イッキ)
3 uch(ウチ)
4 to'rt(トルト)
5 besh(ベッシュ)
10 o'n(オン)
100 yuz(ユズ)
1000 ming(ミン)
10,000 o'n ming(オン ミン)
100,000 yuz ming(ユズ ミン)
また、ウズベキスタンの値段の数字はかなり大きいです。1円=87スム(2023/1/27時点)なので、ウズベキスタンの価格から0を2つ取ると、日本円に近い価格になります。
ウズベキスタンの人も数字が大きいことを自覚しているので、バザールで大きい金額になると1000(ming)以下を省略することがあります。
例えば、15,000スム(o'n besh ming オン ベッシュ ミン)のところを、彼らは「o' besh(オン ベッシュ)」としか言いません。
なんか数字が小さいなと思ったら、0が3つ省略されていることもありますので、お気を付けください。
また、ウズベキスタンの貨幣はほとんどが紙幣で、初めて使う方はどれが何スム札か混乱するかもしれません。5000スムのところを間違えて50000スムも渡してしまった...となると、とても悲しくなってしまうので、お金を払うときはゆっくりで大丈夫ですのでしっかり確認してから渡しましょう!
※こちらのスム札ですが、古いバージョンと新しいバージョンが混ざっているのはご容赦ください...。
レストランで注文するとき
バザールなどで買い物をした後、きっと腹ごしらえにレストランに向かうことと思います。
特に観光客の少ない地元のレストランに行こうとしたら、身振り手振りを交えながら現地の言葉でコミュニケーションを取る必要があります。
①メニューはありますか?→「Menu bormi?(メニュー ボルミ?)」
ウズベキスタンのレストランや食堂ではメニューがテーブルに置いてないことはよくあります。日本にいるとなかなかありませんが...(笑)
地元の人しか行かないようなウズベク料理の食堂になればなるほど、その傾向が強くなります。食堂で出てくるウズベク料理のレパートリーはあまりないので、地元の人がわざわざ見ることがないから置いていないのだと思います。
そんなときは「Menu bormi?(メニュー ボルミ?)」と聞いてみましょう。テーブルに置いていないだけで裏にあって、持ってきてくれることもあります。
食べたいものが決まっているときは、その食べ物の名前を言えば持ってきてくれます。(売り切れていたり、他に頼む人がいないから作りたくない、などの理由で断られることもありますが...(笑))
②これ1つください→「Bu bitta(ブー ビッタ)」
さて、注文が決まったところですが、ウズベキスタンの食堂の店員さんは自分からは注文を取りに来てくれないので、手をあげながら大声で「Kecharasiz!!(ケチャラシィズ!)」と言わなければなりません。
混雑しているお店だとなかなかハードルが高いですね。
そしてメニューの中から注文したい料理を指さして「Bu bitta」というと、「これ1つ」という意味になります。
「-ta」が日本語の「~個」にあたります。
参考に1,2,3個を残しておきます。
1個 bitta(ビッタ)
2個 ikkita(イッキタ)
3個 uchta(ウチタ)
③お会計をお願いします→「Schyot(ショット)」
最後にお会計です。
日本ではレジでお会計をするのが一般的ですが、ウズベキスタンでは「ショット」というとレシートを席に持ってきてくれて、そのまま席でお金を渡します。
※実は「Schyot(ショット)」はロシア語です。
おつりがある場合は、おつりも席まで持ってきてくれます。
とはいいつつ、バザールの食堂など混んでいて回転重視のところでは、入口にレジがあり、食後に自己申告制でお会計をする場合もあります。
店によって様々ですが、「ショット」と言えば、どうすればいいか簡単に教えてくれると思うので、頑張って対応してください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
ウズベキスタンに来てバザールでの買い物や、地元民しか行かないような大衆食堂はぜひ一度行ってみたい場所かと思います。
なんとなくのフレーズとジェスチャーでどうにかなるので、ぜひスマホにフレーズをメモして、頑張って話してみてください!