top of page

ウズベキスタン日記 23/3/13~23/3/19

Salom!(ウズベク語で「こんにちは」)


この「ウズベキスタン日記」では、ウズベキスタン・サマルカンド市在住のライター阿部が、実際この国でどんな生活をしているのか、毎週お伝えしています。

ウズベキスタンに旅行予定のある方、日本にいるウズベク人と関わりがある方などに向けて現地のリアルな生活を発信しています!

この連載をきっかけに、ウズベキスタンに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。


3月18日からは、ウズベキスタンの新年であり、春のお祭りでもあるナウルーズが始まりました!

ナウルーズのお祭りのときに食べるスマラクという小麦のペーストがバザールで売っていたり、街中にも「Navro'z muborak!(ナウルーズ おめでとう!)」と書かれた看板をあちこちで見かけます。


1年の中でも重要な新年のお祭り・ナウルーズに向けて、少しだけ浮足立っているサマルカンドから、今週のウズベキスタン日記をお届けします。



〈この記事はこんな方にお勧めです〉

  • ウズベキスタンに旅行する予定のある方

  • ウズベキスタンの生活に興味がある方

  • 日本に住むウズベク人と関わりがある方



ウズベキスタンで初・美容院訪問!


外国で髪を切るというのは、なかなかに心理的ハードルが高いかと思います。日本人とは全く違った髪型の異国で、日本人にあったカットをしてもらうのはなかなか大変です。


特にウズベキスタンの女性の髪形は基本的にロングです。私のようなボブ、ショートヘアのウズベク人をほとんど見かけたことがありません


ここまでは髪を伸ばして我慢してきましたが、限界が来て、今週ついに美容院でカットをしてきました!



訪問したお店


私が今回訪れた美容院は「Go'zalik Saloni Blesk」という名前で、サマルカンドのガガーリン通りにあります。


私の知人のウズベク人の方おすすめの美容師さんで、ショートヘアのカットの経験もあるそうです。


所要時間・カット代など

まず、美容院についてから、他のお客さんの対応が終わらなかったのか1時間半待たされました...。(ウズベキスタンだからと割り切っていはいましたが)

そして、本当はカット&カラーの予約だったのですが、カラーの色味を伝えると「この色を出すには4時間くらいかかる、今日中にはできない」と言われ、カットのみになりました。


その日やったカットは1時間くらいで終わりました。これは髪が短いかもしれませんが、美容師さんの急用などがない場合は、ヘアカットはすぐに終わりそうです。


髪を染めることに関しては、ウズベキスタンの美容院はかかる時間が非常に長いです!髪の長い人はカラーのために1日中美容院にいることもよくあるそうです。

美容院の後に予定は入れられないな...と思いました(笑)


また、カット代は70000スム(約800円)でした。日本の1000円カットよりも安いです。

髪が長い人でも、カットだけなら100000スム以下ですむ美容院が多いそうです。


ちなみにカラー代は、カラー剤によってかなり値段が変わるそうです。私は金髪に近い明るい色でお願いしたら、最初800000スム(約1万円)と言われました。(これはかなり吹っ掛けられたそうですが...)


このようにかなりカラーが高額になってしまう場合は、ドラッグストアなどでカラー剤を買い、それで美容師さんに染めてもらうそうです。

カラー剤は30000~70000スム(約400~800円)、染めるだけのカラー代は50000スム(約600円)ですみます。


髪を切る椅子はこのようになっていて、机がないこと以外はあまり日本と変わりません。



ウズベキスタンの美容院での仕上がり


気になるショートヘアのカットの仕上がりですが、かなりよく仕上がったと思います!後ろの髪のラインもきれいに切ってもらえました!



サマルカンドに住んでいる日本人の方で、美容院難民の方にぜひおすすめできる美容院です!



3/19(土)ナウルーズのお祭り・クプカリへ!


ナウルーズ(ウズベキスタンの新年・春のお祭り)の時期の恒例イベントとして、「Ko'pkari(クプカリ)」と呼ばれるスポーツの試合があります。



馬の上で行うラグビーのようなスポーツで、馬の上の男性たちは投げられた羊の頭を追いかけます。羊の頭を手にしたまま、コートの反対にある円のゴールの中に最初に辿り着いた人が勝利となります。勝利した人には賞金や景品(洗濯機や車なども!)が進呈されます!


クプカリは個人戦ですが、中にはグループを作って協力し合っている人もいるそうです。


クプカリはウズベキスタンの中でも人気のスポーツで、会場にはものすごい人が訪れていました。

また、試合に出場する選手たちも馬に乗って歩いているので、観客席にいても馬を間近で見ることができます。



また、観客席の上のほうではシャシリクやサンドイッチなど軽食が売っていたり、テントの中や外で食事をすることもできます!


私はちょうど昼時に行ったので、ご飯を食べるところを探し求めテントが集まっているところに行きました。


そうすると、クプカリを見に来ている東アジア人なんていませんから、ウズベクおじさんたちに「こっちで食べていきなよ!」とたくさん声を掛けられます。


外のテーブルが偶然1つ空いていたので、そこでカザンケバブやピチャック(ナウルーズの時期に作る緑色のサムサ)などのウズベク料理をいただきました!



また、近くを通ったお兄さんに馬に乗せてもらいました!かなり高くて怖かったですが、ここまで気軽に馬に乗れるのはウズベキスタンはじめ中央アジアの国ならではですね!




まとめ


今週はナウルーズの行事がメインの一週間でした。ウズベキスタンでも春が来たことを盛大に祝っています!

また、日本人観光客もちらほら増えだしていて、レギスタン広場などの観光地に行くとたまに会うようになりました!


ウズベキスタンに旅行に来られた方とお話しするのも、色々な話題が出てきて楽しいです!


来週は再び馬に乗ったり、レストランに行ったり色々ありますが、また楽しいサマルカンド生活をお届けできればと思います!



bottom of page