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ウズベク日記 23/2/20~23/2/26

Salom!(ウズベク語で「こんにちは」)


先週のウズベク日記の最後で書いた通り、今週は日本から来た友人とウズベキスタンを旅行しています。

ウズベキスタン(というよりも中央アジア)に全く興味関心を持ってこなかった友人を連れて観光したため、ウズベキスタン・ザ・定番旅行!という感じになっています。


ウズベキスタンの様々なことに対する友人の新鮮な反応を見て、「私も最初ウズベキスタンに来た時はこんな感じだったなあ」と懐かしい気持ちになりました。まだサマルカンドに来て3か月しか経っていませんが、随分とこちらの生活に慣れてきたのかもしれません。


そんな、旅行がメインの今週の様子をお伝えしていきますので、お付き合いいただければ幸いです!



〈この記事はこんな方にお勧めです〉

  • ウズベキスタンに旅行する予定のある方

  • ウズベキスタンの生活に興味がある方

  • 日本に住むウズベク人と関わりがある方



2/20~2/21:タシケント


まず、友達を空港に迎えに行くためにタシケントに行きました。

空港を出た瞬間に「タクシー!」と叫んでくるおじさんたち、とても怖いですよね...。町の中心まで行くのに法外な価格を吹っかけてくる人も少なくないので、注意が必要です。

観光客が使えるような、空港から市街地へのバスが定期運行していればいいのに、と思うこともしばしばあります。



タシケントは2日間でメインの観光地をほぼ回りました。なかなかハードスケジュールでした(笑)

ガイドブックに載っている以下の観光地に行ってきました。


  • アムール・ティムール像

  • チョルス―バザール

  • プロフセンター

  • 民族工芸博物館



個人的に楽しかったのは、アムール・ティムール像がある通りです。


道の両側には出店が並び、若者が出店で遊んだり、アイスを食べたりしています。あと、謎の屋外卓球コーナーもあります(笑)


ティムール像から出店のあるエリアを少し進むと、道の両側に大量の絵が売られているエリアが見えてきます。小さいものから、家に飾るとインテリアの主役になるような大きなものまで、絵の種類もウズベキスタンの遺跡の絵から静物画までなんでもあります。


近くに絵を描いて売っているおじさんたちがいるので、ぜひお気に入りの絵を見つけて値段交渉をしてみてください!


友達がタシケントでかなり困惑していたのが、車の多さと交通ルールの悪さです。Yandexで呼んだタクシーに乗っているときもかなり怖かったと言っていました。それを聞いて、タシケントは交通の面でかなり疲れるため、都会があまり得意ではない人は、タシケント観光は旅行の最後がいいかも...など思ってしまいました。



2/22~2/24:ヒヴァ


21日にタシケント南駅発の夜行列車に乗って、ウズベキスタン西部にある城壁都市、ヒヴァへ向かいました!


※ヒヴァについてはこちらの記事も参考にしてください! →ウズベキスタンのイスラム建築③ ヒヴァ編 https://jufa-ja-uz.com/posts/khiva



実は、私もヒヴァに行くのは初めてで、未知の街への期待に満ちていました。


ヒヴァに行くときにぜひ注目してほしいのが、ブハラとヒヴァの間にあるキジルクム砂漠です。


電車の車窓から見える広大な砂漠は景色が変わらないのに、ずっと見ていることができます。砂漠から見える夜明けの太陽は真っ赤に染まっていて、日本で見る太陽と全く別の表情を見せてくれます。



そして電車で揺られること13時間、ついにヒヴァに着きました!長かった!!


ヒヴァの駅から観光地であるイチャン・カラまでは、徒歩30分、タクシーで5分くらいです。例のごとく駅前にはタクシーおじさんたちがいて、かなりの値段を吹っかけてきます。私たちの場合ですが、交渉の結果、1人5000スムで乗合でイチャン・カラまで連れていってくれました。

おそらく高くても10000スム出せば連れて行ってくれると思います。(最初は60000スムと言われましたが...)


イチャン・カラには入場料がかかり、そして内部のマドラサや美術館にもそれぞれ入場料がかかります。私たちはそれらの料金がすべて含まれた2日間のフリーパスを購入しました。1人120000スム(約1500円)です。

入口には馬がいます。無料で触らせてくれました。




イチャン・カラに入ると、さっそく有名なカルタ・ミノルが出迎えてくれます!横に太いので、他のミナレットよりかなり存在感があります...!



また、個人的おすすめスポットは、やはりアリシェル・フブの見張り台です。入口から進んでカルタ・ミノルを左に曲がったところに入り口があります。

ここからは、現在のヒヴァのイチャン・カラ内部、そして外側の現在の街をも見渡すことができます。


ちょうど見張り台に階段があって、そこに腰かけて読書もできるので、1時間くらいゆっくりしていました(笑)



2/25~:発熱、後帰宅


という感じでヒヴァを楽しんでいたのですが、24日に寝た後から悪寒がひどく、25日からはベットから一歩も出られないくらい体調が悪くなってしまいました...。

せっかくの旅行に風邪を引くのが恒例なんです(泣)



友達には一人でヒヴァを散策してもらっていました。中国人観光客と仲良くなって、一緒に街を歩いたとか。


そして、その後はブハラに行く予定だったのですが、あまりの体調の悪さに自分だけサマルカンドに戻ってきました。

戻ってくる間の電車で「体調悪いなら、プロフを食べなさい!」と、意気揚々と勧めてくるウズベク人をかわすのが大変でした...。プロフで頭痛は治らないし、返ってお腹がさらに痛くなるよ!!と心の中で叫んでいました。


今は風邪を引いてから4日目ですが、まだ腹痛と倦怠感とのどの痛みは消えません。まさかインフルエンザかコロナだったのではないか...と思っていますが、とりあえず熱は下がったので大丈夫そうです。



まとめ


月曜からタシケントに行き、ヒヴァを楽しみ、体調を崩し帰ってくる、というなかなかハードな1週間でした。

次の旅行では、旅先で風邪を引かないようにしたいです。


最後に、ヒヴァはウズベキスタンの中でも「青より茶色がメイン」だと思っていませんか?意外と意外と、その綺麗な青がたくさん目に入るのがヒヴァの街です。少し遠いですが、ぜひ足を延ばして行ってみてください!!

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