Salom!(ウズベク語で「こんにちは。」)
今回から3回に分けて、ウズベキスタンの生活について書いていきます。
今回はその1回目として「ウズベキスタンの家」を紹介します。ウズベキスタンの家と聞いて、どんなスタイルを思い浮かべるでしょうか?
実は日本と遠く離れたウズベキスタンですが、実は家の形には共通している部分も多いのです!
〈この記事はこんな方におすすめです〉
ウズベキスタンの生活に興味がある方
ウズベキスタン人と関わる企業の方
ウズベキスタンと日本の家の共通点・相違点を知りたい方
家の形態
ウズベキスタンの昔ながらの標準的な家のほとんどは一軒家です。特に周りを塀で囲み、内側に中庭のあるタイプの家が多いです。そして基本的に一家の人数が多いので、日本人が見ると大きいと感じるでしょう。
子どもは結婚するまでは基本自分の家で暮らすため、親元を離れて一人暮らしをすることは少ないです。そのため、単身者用のアパートも少ないです。(とはいっても、現在は田舎からタシケントの大学に進学する学生もいるため、タシケントには単身者用のマンションも増えてきています。田舎ではほとんど見ることはありません。)
家の中へ!
家にはリビングダイニングキッチン(LDK)、洗面所、トイレ、そして個人の寝室があります。
リビングは、昔ながらの家だとクッションを引いて地べたに座ることが多いです。これは日本と同じですね。低いテーブルがあるか否かは家によって異なります。日本のようにテーブルの上にご飯を置く家もあれば、地面に置く家もあります。
ちなみに、ウズベキスタンにもこたつがあります。サンダリーと呼ばれる掘りごたつで、今は一部地域でのみ使われているそうです。
また、各個人の寝室を見ていて著者が驚いたことは、夫婦の寝室はほとんどの場合ダブルベッドを使っていることです。日本ではダブルベッドを使う夫婦もいれば、シングルベッドを2台使う夫婦もいます。
ウズベキスタンでは夫婦は一緒に寝るものだと、話を聞いた知人は教えてくれました。新婚のときだけでなく、結婚20年以上の夫婦もダブルベッドを使うそうです。
まとめ
ここまでウズベキスタンの家について紹介してきました。家は生活習慣と密接に関係してくるため、ウズベキスタンと日本では異なる部分もあります。しかし、家の中では靴を脱ぐことや、床に座って食事をとることなど、共通している部分もあります。
ぜひ身近にウズベキスタンの方がいらっしゃれば、それぞれの家について話すと盛り上がるかもしれませんね。