Salom!(ウズベク語で「こんにちは。」)
今回は、旅行に行く際に欠かせない情報となる、移動手段について全5回でお届けします!
5回の目次は以下の通りです。
【都市内移動編①】タクシー
【都市内移動編②】バス
【都市内移動編③】地下鉄(タシケント)
【都市間移動編①】タクシー・乗り合いバス
【都市間移動編②】列車・特急列車
本記事は第2回の「都市内移動編②」ということで、町の内部を移動するときに使える交通手段、市バスを紹介します。
〈この記事はこんな方におすすめです〉
ウズベキスタンを訪問しようと思っている方
ウズベキスタンで安く移動する手段を知りたい方
ウズベキスタンのバス・電車の車両、駅の内装に興味がある方
ウズベキスタンのバスには、市街地を走る市バスと、もう一つ町と町を繋ぐ乗り合いバス「マシュルートカ」があります。
今回は市バスの路線・乗車方法などを紹介します!
(「マシュルートカ」については「都市間移動編①」で紹介しています。)
市バスはウズベキスタンの各都市で運行しています。
観光客が多く訪れるタシケント・サマルカンド・ブハラ・ヒヴァにはもちろん、アンディジョン・フェルガナ・ナマンガンなど、人口が多い町でも運行しています。
タシケントで運行している新型車両です。
バスに乗りたい場合は、まず地図でバス停を探します。特にタシケントのバスは路線が100以上もあり、かなり複雑なので、地図アプリ「Yandex Maps(ヤンデックスマップ)」を使ってルート検索をします。(バス停に時刻表や行き先が書かれているわけではないので、アプリがないと乗りこなすのは難しそうです...。)
また、バス停でただ立っているだけではバスは止まってくれないので、目当てのバスが来たら、手を挙げて乗ることをアピールしましょう。さらに、もしバスを乗り過ごした場合でも、手を挙げればバス停以外のところでも止まってくれることがあります。かなりの高難易度のテクニックですが、現地の人は結構使っています。(なので、バスが突然止まることもよくあります。)
運賃は1回の乗車で1400スムと、タクシーに比べてもかなり安くなっています。乗車区間は運賃には影響しません。乗車中、もしくは降車時に車掌さんに1400スムを手渡しします。降車時には多くの人が支払うので、バスの前方が非常に混雑します。前にいる乗客の人に渡すように頼む場合も多いそうです。
タシケントで運行している新型車両では、地下鉄で使えるICカード「ATTO 」を使うこともできるそうです。しかし、自分でICカードをかざすのではなく、車掌さんに頼んでピっとやってもらうそうです。
まとめ
以上、今回は都市内移動編のうち、バスの乗り方について紹介しました!
安価である一方、初心者には難易度が高い交通手段だと思います。ぜひ時間に余裕があればチャレンジしてみてください。