Salom!(ウズベク語で「こんにちは。」)
今回は、旅行に行く際に欠かせない情報となる、移動手段について全5回でお届けします!
5回の目次は以下の通りです。
【都市内移動編①】タクシー
【都市内移動編②】バス
【都市内移動編③】地下鉄(タシケント)
【都市間移動編①】タクシー・乗り合いバス
【都市間移動編②】列車・特急列車
本記事は第3回の「都市内移動編③」ということで、町の内部を移動するときに使える交通手段の中でも、タシケントメトロについて紹介します!
〈この記事はこんな方におすすめです〉
ウズベキスタンを訪問しようと思っている方
ウズベキスタンで安く移動する手段を知りたい方
ウズベキスタンのバス・電車の車両、駅の内装に興味がある方
タシケントメトロ(地下鉄)の乗り方
ウズベキスタンに地下鉄があると言うと、多くの日本人の方に驚かれます...。
実は首都のタシケントには「タシケントメトロ」という名の地下鉄が走っており、住民の大事な交通手段になっています。もちろん、タシケントの主な観光地を結んでいるので観光客にもありがたい存在です。
現在4路線59kmの路線網を持ち、路線図は以下のようになっています。
東京や大阪の地下鉄ほど複雑ではないため、難易度もそこまで高くありません。一方で路線が発達していないため、地下鉄ではまだまだ行きにくいところが多いというのが現状ではありますが...。
乗り方は簡単です。
まずは地下鉄の入口をYandex Mapsで探します。入口を降りていくと、「Kassa(カッサ)」と呼ばれる窓口があり、そこで乗車券を購入します。
朝の通勤時・夕方の帰宅ラッシュの時間帯はカッサが大変混雑します。ウズベキスタンでは、日本のように「整列して順番に買う」という感覚がないため、全員がひしめき合って、運賃と乗車券を引き換えようとします。
運賃は1400スム(日本円で約18円)なので、Kassaの人に1400スムを渡すと、乗車券をもらうことができます。
※均一運賃なので、どこまで行っても1400スムです。
人混みの中に入っていくのには勇気がいりますが、頑張って乗車券を手に入れましょう。
※今はタシケントメトロで使えるICカード「ATTO」もあります。こちらもカッサで購入できるので、タシケントに長期滞在する人はぜひ買ってみてください!
乗車券を手に入れたら改札に向かいます。改札に乗車券をかざすと、改札が開く仕組みになっています。ホームに着いたら、あとは電車を待つだけです。ホームの壁に路線と方向が書いてあるので、自分の目的地の駅と照らし合わせて、そちらのホームで待ちます。
時刻表はないですが、約3~10分待てば次の電車が来るようです。気長に待ちましょう。ここまでタシケントメトロの乗り方を紹介しました!
タシケントメトロの駅構内
実は、タシケントメトロはウズベキスタンを訪れる観光客にとって、ただの交通手段ではなく、そのものが観光の目的になります!それは美しい駅の内装にあります。
それぞれの駅が全く違った内装になっており、訪れる人を楽しませてくれます。駅のある場所にちなんだ装飾品もありました。
以前は駅構内での写真撮影は禁止でしたが、近年解禁されました。利用者の迷惑にならないところで、インスタ映えする写真をたくさん撮ってください!
まとめ
以上、今回はタシケントメトロについて紹介しました。駅の内装が非常に美しい、タシケントの観光の目玉の一つです。
タシケントに来る人はぜひ利用してみてください!