Salom!(ウズベク語で「こんにちは。」)
今回は、旅行に行く際に欠かせない情報となる、移動手段について全5回でお届けします!
5回の目次は以下の通りです。
【都市内移動編①】タクシー
【都市内移動編②】バス
【都市内移動編③】地下鉄(タシケント)
【都市間移動編①】タクシー・乗り合いバス
【都市間移動編②】列車・特急列車
本記事は第5回の「都市間移動編②」ということで、町と町を移動するときに使える交通手段の中でも、列車・特急列車を紹介します!
ウズベキスタンでは、近年国内の鉄道網の整備が進められており、普通列車の他に特急列車や夜行列車もあります。特にタシケント、サマルカンド、ブハラを繋ぐ新幹線「アフラシャブ号」は観光に非常に便利です。
今回は電車・夜行列車・特急列車の順で紹介していきます。
〈この記事はこんな方におすすめです〉
ウズベキスタンを訪問しようと思っている方
ウズベキスタンの町と町の交通手段を知りたい方
列車
まずはウズベキスタンの列車(日本で言う”普通電車(鈍行)”)について紹介します。
普通列車は主な観光地(サマルカンド・ブハラ・ヒヴァ)だけでなく、西方のウルゲンチ・東方のコーカンド・アンディジャン方面にも走っています。
日本の普通列車とは違う点は、1等席、2等席、3等席と等級が分かれていることです。また、普通列車でも事前に予約することができます。
寝台列車
続いて寝台列車について紹介します。
観光客の方ですと、タシケント・サマルカンド・ブハラ間は特急列車のアフラシャブ号かシャルク号で移動する方が多いので、それ以外の町に移動するときに寝台列車を使います。(もちろん、タシケント→サマルカンド、サマルカンド→ブハラ間にも寝台列車は走っています!)
寝台列車を使って行くことの多い町は、西部に位置する町のヒヴァ、そして南部のテルメズです。
ブハラ→ヒヴァは約6時間半、タシケント→ヒヴァは15時間以上かかります。
車内はこのように、一人一人のスペースが分かれています。しかし、現地の方は他の人のスペースにも結構入り込んだりします。現地の人とたくさんコミュニケーションが取れる場所でもあります!
特急列車
最後に特急列車について紹介します。
特急列車は冒頭で紹介した超特急「アフラシャブ号」と、特急「シャルク号」があります。
アフラシアブ号
シャルク号
アフラシャブは”超特急”と名の付く通り、ウズベキスタンで一番速い列車です。タシケント・サマルカンド間を約2時間20分で移動することができます。
停車駅は以下の通りです。
【タシケント→ブハラ行】
タシケント
ジザフ
サマルカンド
ナヴォイ
ブハラ
タシケント→サマルカンドは毎日5便、タシケント→ブハラは毎日3便運行していますが観光シーズンは満席になることも多いので、事前に予約していくことをお勧めします。
チケット予約はUzbekistan railways(https://railway.uz/en/)のHPから予約できます。
シャルク号は、アフラシャブ号ができる前まではウズベキスタンで一番速い列車でした。今はアフラシャブ号に比べて速度は劣りますが、値段が安いのがメリットです。アフラシャブ号が売り切れてしまったとき、時間に余裕があるときにお世話になることが多い列車です。
まとめ
今回はウズベキスタンの町と町を移動するときに便利な鉄道網について、大まかに紹介しました!
定刻が決められているため、滞在中に時間が無かったり、間に合わせたい時間がある人にお勧めの移動手段です。
鉄道網については日本語でも情報が出てきやすいので、行く人はぜひご自身でも調べてみてください!