ウズベキスタン日記 23/3/6~23/3/12
この「ウズベキスタン日記」では、ウズベキスタン・サマルカンド市在住のライター阿部が、実際この国でどんな生活をしているのか、毎週お伝えしています。
ウズベキスタンに旅行予定のある方、日本にいるウズベク人と関わりがある方などに向けて現地のリアルな生活を発信しています!
この連載をきっかけに、ウズベキスタンに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
先週から気温が20℃を超える日が続くウズベキスタンですが、25℃を超えるとさすがに長袖ではいられません。暑いです。
ほんの2週間前までは寒さに震えていたときは、少し後にこんな天気になるとは想像もできませんでした。
街中にはアイスクリームを片手に歩いている人をよく見かけるようになりました。シャーベットは少なく、バニラやチョコレートのアイスがほとんどです。日本のよりとても甘いですが...。
そんな本格的な春を感じ始めた今週を書いていきますので、最後までお読みいただければと思います!
〈この記事はこんな方にお勧めです〉
ウズベキスタンに旅行する予定のある方
ウズベキスタンの生活に興味がある方
日本に住むウズベク人と関わりがある方
8日(水):国際女性デー
3月8日は世界で定められている記念日の一つ「国際女性デー」です。ウズベク語では「Xalqaro ayol-qizlar uchun bayram」といいます。
国際女性デーは日本ではあまり馴染みがありませんが、世界各国では「女性のための日」ということで様々な意味を持っています。
そして、国ごとに記念日の意味が違ったり、お祝いの仕方が異なることも面白い点です。
ウズベキスタンでは国際女性デーは、家で働くお母さんやおばあさん、さらに職場の女性などに広く感謝する日と位置付けられており、男性は女性に花束を贈るのが一般的です。
仮設のお花屋さんも突如道端に出現します!
女性だけのパーティーや食事会も開かれます。私はオンラインレッスンがあって参加できませんでしたが、私の周りにいる女性のほとんどがなんらかのパーティーに行っていました。
出典:O'ZBEKISTON RESPUBLIKASI ICHKI ISHLAR VAZIRLIGI
また、この日に街中を歩いていると、知らない人男性から「女性の日おめでとうございます。」とよく声をかけられます。知らない人であってもお祝いの言葉を言う文化はウズベキスタンらしくていいなと感じました。
弁論大会に向けて、練習のお手伝い
ウズベキスタンでは年に一度、日本語を勉強している大学生や高校生などを対象にした「ウズベキスタン日本語弁論大会」が開催されます。
1人約5分の制限時間の中で、それぞれの主張を日本語で発表します。
学内選抜、地域選抜の順で開かれるブロック大会で入賞した人が3月中旬~下旬に開催される全国大会に出場することができます。
私のウズベク人の友人の1人がサマルカンド大会で入賞し、来週行われる全国大会に出場することになったので、発表練習を手伝いました。
彼女の悩みは、日本語の自然な発音や発表するときのイントネーションなどの表現がうまくいかないということでした。
たしかに、ここはネイティブの協力がないと分からないことが多いですよね...。
あまり発音指導の経験はありませんが、気になるポイントは伝えたので、来週18日の本番はぜひ頑張ってほしいです!
まとめ
今週は他にも、天気がいい日にレギスタン広場で読書をしたり、韓国レストランでビビンバを食べたり、充実した1週間でした。(仕事にも追われていましたが...(笑))
来週はいよいよナウルーズ(ウズベキスタンのお正月)が始まります!ウズベキスタンの冬は日本よりも不便なことや辛いことが多かったので、春の訪れをより一層嬉しく感じます!
では、また来週のウズベキスタン日記で会いましょう!