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ウズベキスタンの食文化〜伝統的な料理編①〜

更新日:2024年12月26日

Salom!(ウズベク語で「こんにちは」)

今回から複数回にわたって、ウズベキスタンの食文化について紹介します。


ウズベキスタンはシルクロードの通過点だったため、その食文化は多くの地域の食文化が混ざって作られました。

ウズベキスタンに興味を持ったことがない方には、想像もつかないかもしれませんが、意外と日本人の好みに合う料理が多いです!

今回はウズベキスタンに行ったら多くの人が食べる代表的な伝統料理を紹介します!

〈この記事はこんな方におすすめです〉

  • ウズベキスタンの食文化に興味がある方

  • ウズベキスタン料理を食べてみたい方

  • ウズベク人とご飯に行く機会がある方


チャイ

ウズベキスタンでは、食事の時に必ずチャイ(紅茶)を飲みます。お腹を冷やすのはよくないという考えがあり、食事の時に冷たい水が出されることはありません。

チャイには油を分解し、消化を助ける働きがあるため、脂っこいウズベキスタンの料理を食べるときは、ぜひ多めにチャイを飲んでみてください。


ナン(ノン)


ナンは円形パンで、ウズベク人の一般的な主食です。

形や硬さは地域によってかなり違います。有名なのはサマルカンドのサマルカンドナンです。朝食ではチーズやヨーグルト、ジャムを塗って食べて、昼食や夕食ではラグマンやプロフなどの他の料理と一緒に食べます。

日本ではナンは売っていないので、ウズベク人は食パンをナンの代わりにして食べています。


プロフ


プロフはウズベキスタンの焼き飯のことです。

こちらも地域によってかなり作り方・盛り付けが変わってきます。大きな鍋でお米・羊肉・人参・玉ねぎなどを一気に炊き込みます。素材の味を活かしたシンプルな味付けでとても美味しいです。しかし、かなりの油が入っていますので食べ過ぎにはご注意ください。


ラグモン(ラグマン)


ラグマンは、ウズベキスタン料理を食べたことのある日本人が、よくおすすめする料理の一つです。一言で言えば、トマトスープのうどんです。スープラグマンと、焼きラグマンがあります。

スープラグマンは、トマトスープにうどんと羊肉が入っており、仕上げに香草がかかっています。焼きラグマンはつまり焼うどんです。


どちらが自分の好みか、食べ比べしてみるのもいいかもしれません。


まとめ

以上、今回はウズベキスタンの代表的な料理を数品紹介しました!次回、もう少し紹介します。

このようにウズベキスタンではパン・米・麺すべてを食べます。炭水化物と炭水化物を合わせて食べることもよくあります...(笑)

日本料理に比べて油が多いので、お腹と相談しながら食べてみてください!


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